重心高いほうが良い?低いほうが良い?
監督や先輩、チームメイトから『重心が高すぎる!』と一喝された事はありませんか?
確かに、どんなスポーツでも重心が高すぎると、力が入りません。
でも、重心が低くて良いプレーができると言われるとそれはNO!です。
なぜなら、重心が低すぎると素早い動きに転換できないのです!
この記事では、重心の高い低いがどうサッカーに影響するかを解説します。
この記事を読み終えると、状況に応じて考えて重心を高くしたり、低くしたりしないといけない事がわかります。
『重心が高い』と言われたのであれば、それはその時に重心が高く、状況判断が悪かったのでしょう。
なぜなら、重心というのは状況によって使い分ける必要があるからです。
実際に、私自身も40歳手前になって、意識して使い分けています。
例えば、下の画像を見て下さい。
引用:https://publicdomainq.net/new-rice-food-0000196/
今から、これを持ちます!さぁどうやって持ちますか?
こう持つ?
引用:https://koni02.tuzikaze.com/bne25.html
こう持つ?
もうおわかりですよね。答えはイラストのごとくです。
重たい物を持つ時は、重心を下げる
重心を下げる事によって、力(パワー)が発揮されるのです。
重たい物を足腰を曲げずに手だけで持ち上げると、力が入り難いだけでなく、腰を痛める可能性もあるのです。
逆に重心を上げる(というよりも元に戻す)場面というのは、素早い動きの時です。
40歳前の私・・・対戦相手は20代も多く、プレーが速い。素早い。ヨーイドンでは敵わない。
という訳で、重心を低くし過ぎると次のプレーについていけないのです。これは、どの年代も一緒。明らかに相手がスピードで勝負してくる場合は、重心を下げて対応すると、ぶち抜かれる。
そして、一番厄介な相手はスピードでも勝負でき、足元の素早いフェイントもでき、パワーもある相手。そうそうクリスティアーノ・ロナウドのような相手はいないけど、自分のレベルが低かったり、私のように年齢差がある場合は、厳しいですね。状況によって、使い分けです。
結論、相手によって、自分のレベルによって、状況によって、重心を上下させないといけないのです。
まとめとして、この使い分けができれば、相手のリズムを狂わせる事ができるのです。ただ使い分けには、頭を使って相手を分析し、状況判断です。重心の上下には、足腰を曲げる必要があるので、筋力が必要です。この筋力について、トレーニングの仕方は、今後アップする予定です。
お楽しみに!